リョーマと手塚 byはら田

他己紹介してもらいたいと思います。
※他己紹介とは誰かに自分を紹介してもらうことです

今回は初回ということで、
紹介される人→越前リョーマ
紹介する人→手塚国光
でいきたいと思います。
これはかなり私の偏見が織り交ざったものなので、ご注意ください。


～部活中にて～

「越前」

「何か用っすか？」

「お前は青春学園中等部一年、越前リョーマだ」

「…どうしたんすか、部長」

「現在テニス部に所属しており、一年で唯一のレギュラーだ」

「そうっすね」

「俺はお前が青学の柱になれる男だと確信している」

「はあ…」

「この先も志高く精進して欲しい」

「突然何なんすか？」

「以上だ。さぁ、練習に戻るぞ」

「だから…一体何なんだよ」

「言っていなかったか？今日から始まった他己紹介だ」

「初耳っす…」

「では覚えておくように」

「部長、今の俺の紹介、分かり切ったことしか言ってませんでしたよね？」

「…」

「他己紹介の面白み、ゼロでしたよね？」

「…」

「部長もまだまだだね」


今回の教訓。
手塚に誰かの紹介をさせてはいけない。