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明日が終われば、待ちに待った土日です!
色々と楽しみなことが多いので、今からウキウキしてます。
31日の四天ミュに行ってから、どうしても四天が書きたくて…
本当に浮気症ですみません。
テニスに出てくる学校はどれもこれも魅力的でしょうがないです。
今回は初の四天もの。
関西弁分からず、エセなので…もっと勉強します。
光と謙也がイチャコラ(?)してるので、ご注意ください。
それでは、「続きを読む」にて書きます。
色々と楽しみなことが多いので、今からウキウキしてます。
31日の四天ミュに行ってから、どうしても四天が書きたくて…
本当に浮気症ですみません。
テニスに出てくる学校はどれもこれも魅力的でしょうがないです。
今回は初の四天もの。
関西弁分からず、エセなので…もっと勉強します。
光と謙也がイチャコラ(?)してるので、ご注意ください。
それでは、「続きを読む」にて書きます。
「何してんスか?」
教室で一人でいた謙也に突然声をかけた人物。
「…お前こそ何でここにおんねん」
部活で天才と言われている後輩が、後ろのドアから入ってきた。
教室では聞き慣れない声にドキリとしたことは、無意識だったに違いない。
「白石部長が…そんなことどーでもえーでスわ」
歩いてくる財前に目を向けていたが、「変なやっちゃな」と言いまた机の上に目線を戻した。
「これって…世界史のテストやね」
「見んなや」
いつの間にかすぐ後ろから覗き込む財前。
彼の体温を感じ、謙也は椅子を前に引いた。
「何してんスか?」
「白石がやれやれうるさいねん」
問題用紙を眺めながら「白石、普段はええ奴なんやけどな」とブツブツ呟く。
そして眺めていても無意味なことが分かり、上に両手を伸ばし体をほぐした。
「確かに世界史苦手やけど、残してまでやることちゃう」
片手で頬杖をついて、もう片方の手を軽く振った。
「ちゃいますよ」
財前が謙也の話を打ち切る。
「何で椅子引いたん?」
そう言いながら謙也の顔に自分の顔を近づける。
後少しで前髪が入り混じりそうな距離。
「はっ…意味分からん」
すぐにそっぽを向く。
それを見て、財前はクスッと笑いながら言った。
「俺がここ立った時、ガタッといいましたよ」
謙也の耳が赤くなることに、財前は気がついた。
彼は自分に好意を抱いている。
そう思うと、ついにやけてしまった。
「うっさいわ」
謙也は勢いよく立ち上がった。
「もう止めや。お前もこんなとこでぐだぐだしとらんと、はよう部活行けや」
謙也は立ち上がると、浪速のスピードスターの本領を発揮し、すぐに姿を消す。
彼に逃げられてしまったが、財前は満足だった。
しかし、すぐに自分がなぜここまで足を運んだのか思い出した。
しかし、すぐに自分がなぜここまで足を運んだのか思い出した。
「知っとる、財前?」
ストレッチをしている財前に、白石が突然話しかけた。
「謙也がな、めちゃかわええねん」
どうしてかを抜かして話す白石。
「はぁ?知ってますけど」
白石と謙也は同じクラスで仲がよいことを、財前は知っていた。
自分が謙也を好きなことを白石は知っていて、からかわれることが多いことも、自覚している。
「…そうか。ほなさいなら」
今回の財前の反応がお気に召さなかったのか、白石はすぐに立ち去ろうとした。
からかわれることは気にくわないが、白石が言いかけたことは謙也のこと。
気になって仕方がないので財前が「あの…」と声をかけた時、白石は不適な笑いを浮かべた。
「何や?謙也がめちゃかわええことは知っとんのやろ?」
財前は先輩相手だろうと関係なく、相手を睨みつける。
白石はやれやれと思いながら、「まぁええわ」とため息混じりに言った。
「今俺の教室行ったら、何か分かるかもしれんね」
そう言いながら今度は決して振り返らずに、他の部員のところへ行ってしまった。
(ほんまに白石部長腹立つわ)
しかし白石のおかげで、二人きりになれたのは事実。
彼に好意を持たれている自信もついた。
そうは思っても、やはり白石が謙也の何を「可愛い」と言っていたのかが気になる。
気になっても、もはや事実は闇の中だ。
(絶対に諦めへん)
その後、白石に絡む財前の姿を見たとか見なかったとか。
(ほんまに白石部長腹立つわ)
しかし白石のおかげで、二人きりになれたのは事実。
彼に好意を持たれている自信もついた。
そうは思っても、やはり白石が謙也の何を「可愛い」と言っていたのかが気になる。
気になっても、もはや事実は闇の中だ。
(絶対に諦めへん)
その後、白石に絡む財前の姿を見たとか見なかったとか。
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